間違いだらけのうつの常識|うつ病治療は専門のクリニックへ

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再発しやすいうつ

ドクター

うつ病は決して治らない病ではありません。しかし、通常の体に現れる病気とは異なり、治療が非常に困難であるのは事実です。うつ病の治療が難しいとされる理由は、再発する確率が高いことが挙げられます。うつ病は心に現れる症状です。そのため、治療を終えた後も常に自分自身の精神状態をコントロールし続けなければなりません。しかし、うつ病は日頃の生活や自身の性格などが要因となって現れるため、知らず知らずの内にうつになった生活に逆戻りし、再発してしまうことがよくあるのです。職場でのストレスがうつ病の原因であれば、職場復帰によって再び強いストレスに晒される可能性があります。別の職場に転職した場合も、慣れない業務や職場環境、人間関係のこじれにより、膨大なストレスを抱える恐れがあります。ほかにも、運動不足や睡眠不足などの乱れた生活習慣からくるストレスや、責任感が強い・完璧主義・人や物事への執着の強さといったストレスの溜めやすい性格などもうつ再発の要因となるのです。うつ再発をさせないためには、うつ病への治療をしっかり行なうことと、「ストレスコントロール」を万全に行なうことが重要です。日常生活を送る上でどうしても避けられないストレスと、うまくつき合う方法を知ることで、治療後の再発率を抑えることができるでしょう。

ストレスコントロールとは、簡単にいえば「うまくストレスを避ける」方法です。ストレスを避けるとは、嫌いな業務を放り出したり、嫌いな人を露骨に避けたりといったことではありません。「うまくストレスを避ける」とは、自分がストレスを感じる事柄に対して「なぜこれほどストレスが溜まるのか」を追求し、ストレスの根源へ具体的な対処をすることで、「ストレスを感じにくくする」ことを意味します。嫌いな業務を担当する場合、まず初めに「なぜこれほどストレスを感じるか」を考え、ノートなどに箇条書きしてまとめます。そして、箇条書きした事柄への対処を具体的に行なうことで、嫌いな業務に対してボジティブに対応できるでしょう。ストレスコントロールにおいて、この「ポジティブに対処する」ことが大きなキーとなります。嫌いな業務や嫌いな人への対応を嫌々ながら行なうのは心身にネガティブな影響を及ぼします。しかし、嫌いな事柄から目を背けるのではなく、自ら改善しようという意気込みのもと対応することで、問題解決に向けたポジティブな気持ちが生まれてくるのです。前向きに物事に取り組むということは、うつ病治療の方法の1つである行動療法と同じです。どれだけ嫌な事柄でも、自分にとって何が受け入れられないかを調べ、少しずつ改善していくことで、膨大なストレスを背負わずコントロールできるでしょう。