間違いだらけのうつの常識|うつ病治療は専門のクリニックへ

空

増えつつある擬態うつ

うつ病についての問題はネットや雑誌などでも散見しますが、このように情報が流布されることで問題となるのが「思い込み」です。自分はうつかもしれないと思い込む「擬態うつ」は、うつ病と同じ治療法では治らないため、気をつけなければなりません。

悩む人

うつに似ている身体的な病

うつ病と間違われやすい病として挙げられるのが、「副腎疲労症候群」です。どちらもストレスが原因で起こりますが、治療法は異なるため気をつける必要があります。自律神経失調症なども、別の病気が潜んでいる可能性もあるためしっかりとした検査が必要です。

相談

クリニックで治す

うつ病の治療は、カウンセリングと薬剤療法、認知行動療法の3つが基本です。カウンセリングと薬剤療法で、症状の緩和と進行の抑制を行ない、さらに認知行動療法によって精神的な改善ができるのです。

ドクター

再発しやすいうつ

うつ病は再発率が高く、治りにくい病とされています。しかし、体にストレスを与える生活習慣を改善し、精神的なストレスを軽減するストレスコントロールを実践することで、うつ病治療後の再発を防ぐことができるでしょう。

新型うつの誤解

看護師

国内で社会問題化している病といえば、うつ病が挙げられます。うつ病と診断された人の推移は徐々に右肩上がりとなっています。1999年では男女合わせておよそ44万人でしたが、2014年にはおよそ111万人にも増加しているのです。患者数が増加した理由は、うつ病への理解が深まったことや、診断方法や検査方法がさらに進歩したことも挙げられますが、やはりストレス社会による弊害が最も大きい要因といえます。うつ病を発症する原因として多いのが、職場での精神的ストレスです。嫌いな業務を続けることでのストレスや、上司や同僚との諍いによるストレスなど、1日の大部分を占める場所でこうした膨大なストレスを溜め続けてしまい、ついにはうつ病を発症してしまうのです。もしもうつ病特有の症状が見られた場合、すぐに治療を行なうクリニックで診察を受けましょう。うつ病は放置すると次第に社会生活すらまともに送れなくなるほど悪化します。症状な軽微な内に治療を受けることで、短い治療期間で迅速に社会復帰ができるでしょう。

職場でのうつ病と同列に語られるのが、いわゆる「新型うつ」と呼ばれる症状です。一般的に考えられている新型うつは、職場に行く際には動悸やめまい、強い倦怠感や抑うつ症状が現れますが、退社時刻が近づくにつれ症状が回復し、帰宅時には元気になっているといったことが特徴です。しばしば「うつ病とは違い新型うつは甘え」「仕事をサボりたいための詐病」という言論が現れますが、うつ病治療を行なう医療現場では見解が異なるのです。このような新型うつを、うつ病治療のクリニックでは「職場不適応症」と呼んでいます。職場不適応症とは、簡単にいえば職場限定で起こる適応障害のことです。適応障害は慣れない環境下で与えられるストレスにより、うつに似た症状が現れる病です。新しく通う学校や入社して間もない職場で現れる傾向が強いのが特徴です。また、うつ病とは違いストレスの元である学校や職場を離れると症状が急速に回復することや、ストレスの感じる出来事について全て他人に責任があると考えやすい点など、うつ病とは微妙に異なる点も見られます。職場不適応症は、職場内だけとはいえ長時間強いストレスに晒され続けるため、放置すると本格的なうつ病に発展する恐れがあります。理解が進んでいるうつ病とは違い、職場不適応症は「甘え・詐病」という風潮がいまだ強く、誰からも苦しみを理解されず孤独になる人が多くいます。学校や職場へ行く際に、強い不安感や動悸・発汗・めまいといった症状が現れた場合、職場不適応症の可能性があります。速やかにうつ病治療などを行なうメンタルクリニックで治療を受けましょう。